シミ取りレーザー後にかさぶたができない理由とは?照射後によくある症状

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コラム

公開日:21.08.26Thu

更新日:21.12.16Thu

シミ取りレーザー後にかさぶたができない理由とは?照射後によくある症状

レーザー照射後にかさぶたができないと、失敗したのではないかと不安になってしまうのではないでしょうか。

かさぶたはレーザーやシミの種類によってできないこともあり、適切な照射が行われていれば効果に問題ありません。

この記事では、シミ取りレーザーを受けた後にかさぶたができない理由や照射後に肌が赤くなったり黒くなったり、よくある症状、経過について紹介します。

シミ取りレーザー後にかさぶたができない理由

治療後にかさぶたができない、という不安の声はよく聞きます。ここでは、シミ取りレーザーしてもかさぶたができない理由を紹介します。

照射威力の弱いレーザーを使用して治療した

かさぶたができるのは軽度のやけどをするからです。

IPL治療器を使うようなフォトシルクプラスなどは、軽度やけどするほどの威力が出ないため、基本的にかさぶたができません。

かさぶたができないからといって効果がないわけではなく、しっかり照射できていれば、十分に効果を実感できますので安心してください。

照射威力が適切ではなかった

照射威力が弱すぎた

機械の照射威力が弱いのではなく、医師の失敗により通常もっと強い威力であてないといけないシミに対し、弱い威力で照射してしまった場合もかさぶたができません。

このような場合、メラニン色素を壊しきれず、シミが残ってしまうこともあります。

適切な出力で再度照射し、細胞しっかり破壊する処置が必要です。

照射出力が強すぎた

照射威力が強い場合、シミのもととなるメラニン色素が蒸散もしくは飛散し、かさぶたになりにくいことがあります。

この場合、メラニン色素がきれいに破壊されているため、かさぶたにならなくてもシミは取れるので問題ありません。

ただし、色素沈着や白抜けなどの肌トラブルがでる可能性がありますので、医師の指示に従いしっかりアフターケアを行いましょう。

ADMなどかさぶたを形成しないシミだった

シミといっても、ADM(真皮メラノーシス)や太田母斑など、種類はさまざまです。

表面ではなく深層にできているシミにレーザーを当てた場合、かさぶたができないことがあります。

かさぶたができなくても、深層でしっかり反応しますので、シミは時間経過とともに改善していくでしょう。

薄すぎてかさぶたとわからなかった

「かさぶた」というと、けがをした際にできるような赤黒く分厚いものをイメージする人が多いでしょう。

しかし、照射後にできるかさぶたは、茶色の薄い皮だったり点状だったり、通常のかさぶたとは大きく異なります。

なのでかさぶたができていないと思っていても、実は形成されていたケースも珍しくありません。

黒や茶色の皮がシミに被るため、濃くなってしまったと不安に感じる人もいます。

照射後にシミが濃くなったと感じた人は、かさぶたができただけの可能性がありますので、患部に触れるたり皮をはがそうとせず、自然とはがれるまで待ちましょう。

触ったり無理にはがしたりすると炎症を起こし、余計にシミが濃くなる可能性があります。

医師の指示に従って、アフターケアをしっかり行っていれば数日から1ヶ月程度で自然にはがれますので、安心してください。

シミ取り失敗?レーザー照射後にでる可能性のある症状

シミにかさぶたができないからといって、失敗しているわけではありません。

また、シミはすぐに治るものではないので、すぐに良くならない場合でも、失敗しているとは言えないでしょう。

ただ、予想していないような症状が出てしまうと不安に思う人も多いと思います。ここでは、レーザー照射後によくある症状について紹介します。

やけどのように赤くはれた

照射後に、やけどのように赤く腫れてしまう人もいますが、失敗ではありません。ほとんどの場合、照射後は軽度のやけど状態になっているからです。

医師の指示に従い、入念にアフターケアを行うことで時間の経過とともに皮膚の赤みも引きますので安心してください。

ただし、照射直後に水ぶくれやミミズ腫れのような症状が出た場合、後々色素沈着や色素脱失、傷跡が残るなど影響が出る可能性があるため、患部に触れずにすぐ医者へ相談しましょう。

もしレーザー照射をした医師に不信感がある場合は、なんのレーザーを照射したかを聞いた上で、同様のレーザー治療を行っている医師に相談することをおすすめします。

レーザーの種類によって対応が変わりますので、よく確認しておきましょう。

また、照射後は何もなかったのに、時間が経ってから水ぶくれができてしまった人は、アレルギー反応によるものの可能性があります。

こちらも放置しておくと影響がでる可能性がありますので、すぐに医師に相談しましょう。

シミがあった部分が白くなってしまった

かさぶたがはがれた後に皮膚が白っぽくなってしまっても心配いりません。他の皮膚と比べて白っぽいのは、生まれたばかりの新しい皮膚だからです。時間とともに肌に馴染んできます。

また、Qスイッチルビーレーザーやピコレーザーなど、レーザーの種類によっては照射直後に肌が白くなることもありますが、こちらも時間経過ととも肌に馴染むので心配いりません。

しかし、以下のような原因によって肌が白くなった場合、白斑化といい治るまでに長期間を要します。

・短期間に同じ個所を繰り返し照射した

・照射威力が強すぎた

・戻りシミ(炎症性色素沈着)にレーザーを照射してしまった。

白斑化では、これといった治療法が確立されていません。もしなってしまった場合は、肌への着色などできることはありますが、長期的な治療が必要です。

このような白斑化にならないためには、実績のある医師を選ぶとともに早くシミを消したいと思っていても、開けるべき期間を守って治療に臨みましょう。

かさぶたがはがれても皮膚が黒い・茶色い

通常であればかさぶたがとれると、薄ピンクの新しい皮膚や赤みを帯びた皮膚が出てきます。

かさぶたがはがれても、元のシミのような黒だったり茶色だったりする場合は、炎症後色素沈着(戻り染み)してしまっている可能性があります。

炎症後色素沈着は、レーザー照射による軽度のやけどにより肌が炎症を起こすことで、メラサイトというメラニンを生成する細胞が活性化してしまい発生するものです。

かさぶたを無理矢理はがしてしまったなど、原因がわかるケースもあれば、普通に生活していたにも関わらず発生してしまうこともあります。

治療後1ヶ月が最も濃いとされ、3~6ヶ月をかけて徐々に元の肌に戻ります。

治るまで根気よく待つことになりますが、医師に処方される塗り薬などでしっかりアフターケアをしっかり行えば、改善までの期間を少しでも早められるでしょう。

こすったり、触ったりすると治るまでの期間が長引いたり、悪化する可能性があります。

治療後にシミが厚くなった

シミを治すには正常なターンオーバーが必須です。

ターンオーバーが正常に行われないと、治療したシミが厚くなるケースが稀にあります。

ご自身の生活習慣を但し、ターンオーバーを整えてあげるとともに、レーザーの種類を変え再度照射する必要があるでしょう。

かさぶたがいつまでたってもはがれない

かさぶたは照射後2日くらいででき、長くても2週間程度で自然にはがれます。

顔の場合、これ以上延びることは稀ですが、代謝が悪い部位であれば、はがれるまでに時間がかかるケースもあります。

2週間経ってもはがれない場合、炎症後色素沈着かもしれません。かさぶたがとれないと不安な場合は、早い段階で医師に相談することをおすすめします。

シミ取りレーザーでかさぶたが取れるまでの経過

シミ取りでは、レーザーの種類や出力、シミの種類によって期間や経過が大きく異なります。

経過としては施術後かさぶたができ、はがれた後から数日~数週間かけてシミが薄くなっていくのが一般的です。

実際に施術例をもとに、経過を紹介します。この方は、日光によるシミとそばかすで悩んでいた27歳女性です。

27歳女性・日光によるシミ/そばかすの経過例

・施術直後:赤少し肌に赤みが出る

・1~2日後:かさぶたができ始める

・1週間後:かさぶたがはがれシミが薄くり始める

・2週間後:ほとんどのシミが薄くなっている

南青山HABB シミ取り

※上写真:施術前、下写真:施術後2週間

使用したのはジェイメック社のQスイッチYAGレーザーを使用しています。

施術時間は1~5分ですが、範囲によって時間がかわりますのでご注意ください。

シミ取りレーザー照射後~かさぶたが取れるまでの注意点

レーザー照射後は肌に負担がかかるため、入念なアフターケアが必要です。特に照射後からかさぶたが取れるまでは肌が非常に敏感なのでしっかりケアしてあげましょう。

アフターケアをしっかり行えば、炎症後色素沈着が発生する可能性を抑えることができます。

レーザー照射直後~翌日までの注意点

保護シールを貼ってもらった人は保護シールをはがさないように注意してください。

かさぶたができる前にはがしてしまうと、乾燥や刺激によって悪化し、傷跡が残ったり炎症後色素沈着が出やすくなります。

また、照射した部分から黄色っぽい液体が出てきて保護シール内が白く濁ることがあります。これは浸出液といい破壊された細胞を修復するために自然に出てくる液体です。

浸出液には、修復細胞が多量に含まれているため、シールから漏れたりしなければそのまま放置します。

指示があるまで保護シールを貼っておくのが望ましいですが、どうしても汚れが気になる人は、自分ではがさず医者にはがしてもらましょう。

また、指示前に保護シールがはがれてしまった場合、放置せずすぐに医者に相談してください。

シールで保護されていない場合の注意点

かさぶたができないようなシミやレーザーで治療した場合は、保護シールをしないこともあります。

そのような場合、照射部分がむき出しになるので、日光や接触などの刺激には十分に注意しましょう。

シミ部分に痛みや熱を感じた場合、感染症などの感染した可能性がありますのですぐに医者へ相談してください。

照射後2~かさぶたが完成するまでの注意点

照射後2日から4日程度でかさぶたが徐々にできてきます。

かさぶたが完成したかもしれないと、触って確認しがちですが絶対に触れてはいけません。

メイクや洗顔料をつかった洗顔もかさぶたをつくっている肌に負担がかかりますので、避けるようにしましょう。

仕事の関係でどうしてもメイクしなければいけない場合は、保護シールをしてもらうように医師に相談してください。

シミ部分にかさぶたができた後の注意点

かさぶたができた後は今まで通り患部を刺激せず、自然に落ちるのを待ちます。

メイクも許可されるようになると思いますが、かさぶたをファンデーションで隠すのは不衛生ですので、保護シールなどで隠すようにしましょう。

人によっては、はがれはじめにかさぶた部分がかゆくなることもありますが、かいてしまうと傷跡が残ったり、色素沈着しますので注意してください。

かゆみは、患部の乾燥や細菌などによる刺激によって生じるため、かゆくなってしまった時は水などで優しくすすぎ保湿します。

それでもかゆい場合は、患部をアイシングし鎮静させましょう。

まとめ

シミ取りレーザー照射後にかさぶたができない場合、以下のいずれかの原因があるはずです。

・ 照射威力の弱いレーザーを使用して治療した

・ 照射威力が適切ではなかった

・ ADMなどかさぶたを形成しないシミだった

・ 薄すぎてかさぶたとわからなかった

これらは失敗ではありませんので、安心してください。

不安に思って触ってしまうと、傷跡や色素沈着の原因になりますので、注意しましょう。

色素沈着はアフターケアで発症する可能性を抑えられますので、医師の指示に従ってしっかりとケアしてあげましょう。

 

このページの監修医師

経歴
2009年 東京慈恵会医科大学医学部 卒業
2009年 厚木市立病院 入職
2011年 横浜労災病院 入職
2014年 東京慈恵会医科大学付属病院 入職
2016年 済生会東部病院 入職
2017年 南青山HAABビューティークリニック 開院
免許
2009年 第103回 医師国家試験合格 第481879号

この記事を書いた人

HAAB南青山編集部
南青山HAABビューティークリニックが解説する、美容に関するお役立ちコンテンツ。

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2009年 東京慈恵会医科大学医学部 卒業
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2016年 済生会東部病院 入職
2017年 南青山HAABビューティークリニック 開院
免許
2009年 第103回 医師国家試験合格 第481879号

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