メラニンとは、髪の毛や瞳の色の基となる黒色の色素のことを言います。メラニン色素の量によって、黒人・アジア人・白人の3つに分類されています。メラニンはシミの原因だと思われがちですが、実は紫外線の影響を減らし肌の細胞を守る働きがあります。肌トラブルや皮膚癌などの病気を防ぐために必要な物質です。
人の細胞にはDNAなどが記録された細胞核があります。細胞核が紫外線に触れると、DNAの破壊や変異、細胞が消滅するなど様々な問題を引き起こしてしまいます。そこで、皮膚のダメージを防ぐために表皮の底にある「メラノサイト」でメラニンが作られます。
メラニンを作り出し他の細胞へと広げて保護膜のような働きをします。そして、皮膚の底にある細胞核にまで紫外線が届かないように防いでいます。メラノサイトにて作られたメラニンは、「ケラチノサイト」へ送られます。
過度のストレスを抱えていたり紫外線を長時間浴びたりすると、肌を守るためにメラノサイトが活発に働き、メラニンが必要以上に作られてしまいます。通常の肌の状態であれば、不要なメラニンはターンオーバーによって排出されます。
しかし、加齢やスキンケアが合っていないなどの理由によりターンオーバーが乱れているとメラニンが肌に留まってしまい色素沈着が起こり、シミの原因になります。
メラニンを必要以上に作らせないためには、紫外線対策によって肌の表面からダメージを防ぐことが大切です。他にも肌のターンオーバーを正常に戻す必要があります。ターンオーバーを正常に働かせるためには規則正しい食生活や運動をし、内側から改善しなければいけません。
メラニンの沈着を防ぐためには、外からの肌ダメージを防ぐことと内側からのターンオーバーの改善を意識しましょう。
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